Categories: 文章の書き方

【70点でいい】順番通りに作るだけ!わかりやすい文章の書き方

【70点でいい】
順番通りに作るだけ!わかりやすい文章の書き方

 

記事の対象:学校の先生・会社の上司に評価される文章を作る自信がない学生や社会人の方

記事の内容:評価される文章の書き方について書籍から学び、「70点の文章」を目指す

[ad]


どうも、べべ(@bebebebe_sp)です。

唐突な質問です!
自分が書く文章が、上司・同僚・先生に評価される自信はありますか?

べべ心の声

ありません!

私もです! って方、多いのではないでしょうか?
学校や仕事、さまざまな場面で文章を書くことってよくありますよね。

度々訪れるこの場面で

文才の塊

余裕で書けますよ
書きたくて、書きたくて、震えます

くらいの自信があれば、人生の難易度が低くなりそうじゃないですか?

べべ心の声

人生イージーモードにしてぇ、

そう思ったあなたに朗報です。
誰でも他人に評価される文章を書く簡単な方法があります。


それは、書く前に準備をすることです!


これをするだけで、70点くらいの文章が書けるようになります。

え、それだけ?

こんな声も飛んできそうです。

べべ心の声

書く前の準備なんて、
言われなくてもやってるよ!

まあまあ、そう怒りなさんな
物事には効率のいいやり方ってものがあるんですよ

べべ心の声

いいやり方があるのはわかったよ (◜◡◝)ゴメンネ

けど、なんで70点なんや!
100点目指さんかい!

意気込みは素晴らしい
けど、後で説明するから今は落ち着いて

べべ心の声

言い過ぎたわ (◜◡◝)ゴメンネ
じゃあ、その方法教えてもらえるかい

いいでしょう
70点くらいの文章 を書くための準備について解説していきます!

スポンサーリンク

いい文章の条件とは?【参考書籍の紹介】

そもそも、いい文章とはどんな文章のことを指すのでしょう?

それはずばり、「完読される文章」です。

この実にシンプルな答えを示してくれるのが、
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」

普段よく目にするニュースサイト、ナタリーの元編集長・唐木元氏が書かれた本です。

この本を参考に、文章の書き方を学んでいこうと思います。

”70点の文章”をめざす理由

目標を70点くらいと設定したのは

すぐに効果を実感してもらいたいからです。

文章を書くことは、そう甘いものではありません 。
数々の名著は、長年の鍛錬の上に成り立つ賜物です。
それに、100点は目指しても目指しても果てが無い宇宙のようなものです。


しかし!

方法を理解し、枠組みに当てはめていくことで、
70点レベルまでたどり着くのはすぐに可能です!

実際、この本を1日読み、学んだ内容を意識してこの記事を書いています。

書いてみた感想は

べべ心の声

「いつも文章を書く時にあった、何とも言えないもやもや感がない!」

べべ心の声

「頭が整理されている!」

まさに、即効性ありです。

昔から文章嫌いで、文章から逃げに逃げてきた僕でもできた?ので
70点のレベルに到達することは誰にでもできます!
(70点を取れたかどうかは、読者の皆さんの判断に委ねます笑)

まずは70点を達成して
それから80点、90点と高めていき
完読される文章を目指そうではありませんか!

ここまで読んでいただいたそこのあなた!
文章を書く自信が湧いてきましたか?

なんだか私にもできそう、と思ったそこあなたも!
「新しい文章力の教室」に一歩踏み込んでみましょう!

伝わる文章の構造

伝わる文章の構造ピラミッド【事実・ロジック・言葉づかい】

文章を書く準備の第一歩

それは、構造を理解する ということです。

まずは大まかな構造から確認してみましょう。

図を見ながら各層の詳細について読み進めてみてください。

下層:事実

構造ピラミッドの土台部分である下層には、事実があります。

たとえ、どれだけ読者を惹きこむ魅力的な文章を書いても、
文章を書く際にウソの内容を書いてしまうと、0点ということになります。

真っ当な正直者でいましょう。

中層:ロジック

文の構造を考える上で、重要となってくるのがロジックです。

「新しい文章力の教室」ではこう書かれています。

事実とロジックさえしっかりとしていれば、それだけで70点くらいの文章にはなるものです。

唐木元著 新しい文章力の教室 苦手を特に変えるナタリー式トレーニング インプレス社

そうなんです。

・嘘を書かないこと
・正しいロジックを組み上げること


この2つの知識があれば、

70点くらいの ”そこそこ評価される” 文章が書けるんです。

ロジックの組み上げ方は、記事の後半で詳しく解説します。

頂点:言葉づかい

構造ピラミッドの頂点にあるのが、「言葉づかい」です。

いわば、最後の仕上げです。

言葉づかいをきれいに整えることで、さらに読みやすい文章になり、
70点の文章を80点、90点と、より評価される文章にすることができます。

ロジックの組み立て方

ロジックを作るための構成要素【主眼と骨子】

では、文章校正の肝である「ロジック」について説明していきます。

ロジックを構成する要素は 主眼 と 骨子 です

主眼は、この文章で一番伝えたいこと・テーマ のことをいいます。
主眼を伝えるために必要になるのが骨子
伝えたい内容に合わせて、事実を集めて、組み上げていきます。

主眼 
 この文章で一番伝えたい内容・テーマ

骨子
 主眼を支える事実を集めること 
 + 集めた事実を組み上げること

骨子は、 要素 順番 軽重 の3点を考えながら組み立てていきます。

要素は、文章を構成する材料

順番は、要素を並べる順番

軽重は、要素の重要度

と、覚えておいてください 。

 

これらを、構造シートというフォーマットを使って組み上げていきます

【要素】材料あつめ

まずは、文章を書く材料となる要素を集めます。

材料集めの際、頭に入れておくことは 、
真実の情報を抜けや漏れがないように」集めることです。

要素を集めるポイント
・要素が事実かどうかを確かめる
・情報の抜け漏れが無いように集める

抜けや漏れを防ぐには、5W1Hに照らし合わせることが有用です。

この記事を例に考えると、

・伝わる文章を書けない理由(Why)
・伝わる文章を書くとは何か(What)
・文章を書くことが必要な人(Who)
・文章を書くべき段階(When)
・文章を書く場所(Where)
・文章を書く方法(How)

のようになります。

構造シートにはこのように書きます。

構造シートの上部は、主眼を書くために空けておいてください。

【主眼】読者をイメージしてテーマ決め

集めた要素を眺めながら、
文章のテーマである主眼を決めていきます。

主眼を決めるポイントは
文章を届ける相手を意識することです。

主眼を決めるときのポイント
文章を届ける相手(読者)をイメージして、読みたいと思うような主眼を考える

この記事を例に考えると、
誰でもできる!評価される文章の書き方【70点を目指して】 が主眼です。

僕と同じく文章に苦手意識を持つ学生や社会人の読者に
70点くらいなら自分でもできるかも」と思ってもらう。
そんな景色をイメージして主眼を決めました。

構造シートにはこう書きます。

【順番】主眼に合わせて並べ替え

次にすることは、要素の並べ替えです。

ここが踏ん張りどころです。
「新しい文章力の教室」の中でも、「いちばん思案に時間がかかる」 と述べられています。

しかし、安心してください!
ちゃんと対策があります。

それは、「サビ頭」を使うことです。

サビ頭とは、大事なことから先に言うということ。
もともと、J-POPの用語で、いきなりサビから曲が始まることを指します。
この手法を使って、読者を惹きつける構成に仕上げていきます。

順番を決めるときのポイント
・「サビ頭」のテクニックを使い、大事なことを先に書いてしまう



この記事で例えると、こんな感じ

最初に、記事の対象は一般的な学生や社会人であることを示して
誰でもできる!ということを伝えます。

2番目のセクションでは、評価される文章の書き方の肝である
「準備をしっかりする」という内容を書きます。
先に問題の解決策を書いてしまうことで
解決策の詳しい方法について興味をもってもらうことを意図しています。

つまり、この記事の「サビ」である「誰でもできる!評価される文章の書き方」を
頭にもってきて、その後の「70点を目指す」という内容に繋げて書いています。

【軽重】重要度に合わせた重みづけ

構造シート作成の仕上げに、要素の軽重を決めていきます。
軽重とは、要素の重要度のこと。
重要度が高い順に、AからCでランク付けしていきます。
ランクは先述の順番と同様に、主眼に沿って決めていきます。

この記事で例えると、こんな感じ

重要度ランクを決めていく中で、
「別に書かなくてもいいなー」とか、
「主眼を伝えるときに邪魔になるなー」と思う要素が出てくることがあります。
そういう場合は、
思い切って要素ごと消してしまうのもアリです。

軽重を決めるときのポイント
・主眼を伝える際に不要な要素邪魔になる要素は消してしまうのもアリ

【構造シート完成】順番通りに並べて清書

お疲れ様です。
文章を書く準備ってきっちりすると大変ですよね。
ここまで頑張ってきたあなたに朗報があります。

構造シート、ほとんど完成してます。

あとは、バラバラの順番で書かれている構造シートの内容を
新しい紙に、順番通りに清書するだけ。

この記事だとこんな感じ

構造シートの完成です!
文章の骨組みが仕上がったと言い換えてもいいでしょう。
この骨組みに沿って肉付けをしていくことで、70点の文章の完成です!

言葉づかいを整えてブラッシュアップ【意味・字面・語呂】

ここからは、文章構造ピラミッドの頂点に位置する「言葉づかい」についての内容です。

具体的には、文の意味字面(見た目)語呂(リズム)の3つの観点から
言葉づかいを整えていきます。

ここで大事なことは、「読み返す」ということです。


なので、この記事を書き終えようとしている僕は、このあと読み直しタイムが始まります(笑)

「言葉づかい」の章を読んで気がついたのは、

「筆者が楽に書ける文章は、読者が読みにくい」
「読者が読みやすい文章を書くには、筆者は苦労して書かなければならない」


ということです。

実は、「新しい文章力の教室」では、
この「言葉づかい」についての記載が7割以上を占めています。
70点の先に続く道こそが、完読されるいい文章への長い道のりなんですね。

本記事は「70点の文章を書くこと」を目標としているので、
「言葉づかい」以降の内容は割愛させてもらいます。

とても役に立つ「言葉づかい」のテクニックが満載ですので
気になる方は、ぜひ書籍を手に取って勉強してみてください!

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんは僕の文章に何点の評価をつけましたか?
僕はネガティブ人間なので、いい評価しか受け付けません!

嘘です(笑)

正直な感想をコメントしていただき、
今後の文章力の向上に活かしていきたいと思っていますので
ぜひ、嘘偽りのない真実を僕にぶつけてください。お願いします!

この記事が参考になった!と思う方は、
ぜひTwitter等で拡散してくださると喜びます。

本記事が皆さんのお役に立てることを願っております。
ではまた!

べべ

べべです。28歳、男性です。 より生活が楽に、楽しくなる情報を発信しています。 最近はもっぱらDead by daylightにハマっております。 2019.9.28 開設!

This website uses cookies.